政府は18日に『月例経済報告』を行った。(内容は今日の朝刊を見てください。詳
細は、下のURLからアクセスしてください。)
この報告は、景気の現状が書かれていて、将来の予測も読み取ることができる。
株をやっている人にとっては、とても重要なので必ず読みましょう。
<はじめに>
この日記は私の勝手な判断がたくさん詰まっているし、誤りもある可能性がありま
す。 したがって、ご自分の目で『月例経済報告』を読んでいただいて今後の
株価予想につなげてください。
また、既に株の材料にしている方は、簡単なことしか書いていないので、下の内
容は読む必要はないでしょう。
<本編>
『景気は着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤が整い
つつある・・・・・・・・・・』
まず、重要なのは、私が常日ごろから日記でも書いている「今は景気サイクルの
どのへんか?」の答えが書かれてます。
株をやっている上で常に景気サイクルの位置づけは意識しておく必要がある。
私の解釈では、10段階評価でいえば、3レベルもしくは4レベルあたりか?
【私が気になったポイントを抜粋】
①企業収益は改善している。設備投資は下げ止まっている。
→言い換えれば、企業は儲かっている。設備投資については今後期待できる。
→設備の確保。(建設業)工作機械等の新規導入。(製造業、機械)
金融機関から借り入れ。(金融業)
②個人消費は持ち直している。しかし実質消費支出は前月と比べて減少
消費に偏りがあり、小売は増加、外食は減少など
→最悪期を脱したが、⑤⑥が回復しないと『景気がいいにはならない』
しばらくは時間がかかりそうか?
(小売業、卸売業、サービス業、旅行業 但し、二極化の様相)
③住宅建設は持ち直してきたが、このところ横ばいとなっている。
→最悪期は脱したが、景気回復途上なので、⑤の原因もあり、住宅等の
購入に不安
(建設業、不動産業)
④輸出は穏やかに持ち直している。
各国の景気回復特に中国の景気回復が大きく寄与している。
アメリカも回復基調(海運業)
⑤中小企業では先行き慎重な見方になっている。
→企業に勤めているサラリーマンの9割が中小企業で勤めている。
ここが回復しないと庶民にお金がいきわたらない。 ②③にも影響を与える。
⑥雇用情勢は依然として厳しいものの、このところ持ち直しの動きが見られる。
→ここが回復しないとお金が消費されない。②にも影響を与える。
(小売業、サービス業、卸売業)
<所感>
ここで書かれている業種は、逆に言えば今まであまりよくなかった。
これらの株を持っている人が「なぜ自分の株が上がらないのだろう?」
と疑問に思っていたら、謎が解けると思う。(原因はこれだけではないので単
純ではないが)
また、これらの業種は今後に景気回復とともに期待できるということ。
(過去の業績はどうでもいい。今後のよくなる業種を選ぼう。)
景気も今は回復途上。『月例経済報告』を穴があくほど読めばもっといろいろなこ
とが見えてくるはず。
ここに書いていない業種は関係がないわけではありません。
とにかく、チャート見なくても、四季報読まなくても、競馬新聞読まなくても、
これは読みましょう。
概要知りたい方は「新聞」で
新聞読むのが面倒な方は、ここで詳細読んでください。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei.html
もっと詳しく読みたい方はここ
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei-s/shiryou-index.html