米国マーケットを振り返る 6月18日

スケアクロウさん
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ポイント

 米国内に重要な経済指標がなかったせいか、為替の動きに連動した小動きに終始した印象です。CMEの日経先物価格(円ベース)は9.995円となっており、月曜日の日経平均先物価格は無難なスタートになりそうです。

米国マーケットの動向

 ダウ平均株価は60ドル弱の狭い値幅の中での動きでした。16.47ドル、0.16%と小高く終えています。

   

 午前中は、ユーロドルがユーロ高、ドル安方向に振れたため、ドル安の恩恵が大きいハイテク株の好調さが目を引きました。



 ナスダック銘柄のインテルは0.56%安で終えたのですが、午前中には好調な動きを見せています。



 VIX 指数は4.39%低下しており、投資家のリスク許容度が高まりました。マーケットのセントメントは比較的に良好な状態が続きました。



 投資家のリスク許容度の高まりを背景に、リスクマネーが国際商品に流れ込んだようです。原油価格や金価格が堅調でした。産金会社ニューモント・マイニングの株価が2.63%上げましたが、午後に入ってからの堅調さが目立っています。



月曜日の日経平均株価への示唆

 CMEの日経先物価格(円ベース)が9,995円となっています。これをメドとして、月曜日の日経平均株価は前週末の終値近辺での寄り付きとなりそうです。



 ユーロ円が多少ですがユーロ高、円安方向に動いているので、寄り付きはもう少し高くなるかもしれません。 

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