GLOBEXでは、ダウ(-61ドル)、ナスダック(-12ポイント)ともに急速に下げ幅を拡大しています。
5月の住宅着工件数と建設許可件数がともにコンセンサスを大きく下回ったことが直接的な引き金と見られます。
住宅着工件数は年率換算59万3千戸、事前予想は64万8千戸でした。
建設許可件数は57万4千件、予想は62万5千件。
もう一つ気になるのが為替の動きです。ユーロ安に振れています。これがマーケットの重石になりそうです。
このユーロ安の背景には、スペインに対してEUとIMFが融資枠を設定したことが嫌気されていることがあるようです。スペインの株価指数(IGBM)が1.23%下落しているのが気になります。
ユーロ円はユーロドル以上に鮮明にユーロ安に振れていますので、明日の日経平均株価にとっては警戒すべき展開になってきているようです。
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