2010.6.16 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記 午前11時版
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6月9日の日経平均安値9378円が目先の「底」になる確率が高いことは先週配信した通りです。
昨日の午前10時版でも相場見通しを配信しました。ほぼ、大きな流れは当欄の予測通りに動いています。
アイルランドやベルギー、スペインの国債入札は順調に行われて、
格付け会社がギリシャ国債を投資不適格級に引き下げた影響は軽微です。
今朝のニューヨークダウは急騰、10404.77+213.88と、およそ一ヶ月ぶりに200日移動平均線を突き抜けました。
東証の出遅れぶりが意識されるところです。ソフトバンクの動きが良いときは、小型材料株優位というのが過去のアノマリーです。
昨日の入会者はベストタイミング。午前11時、日経平均10040.92 +153.03。
さが美165+37、ツガミ640+11、いすゞ309+8、ソフトバンク2398+28、グリー7150+240、
きもと580+4、ミクシー398000+9500、名村造船540+13、デザイン306、アイフル126+3、
黒崎播磨378+4、アライド130+5、ブロメディア173+4、東芝483+14、郵船361+5、
大東紡80+1、川崎汽船384+9、ホンダ2737+20、
昨日の当欄配信を見て、あるSNSの中高年?読者からいただいたメールです。
*「どうなるのでしょうね、、、
本当に大変な時代です。
悩みの相談では、若者が死にたいと、、」*
(自分の身は自分で守る。絶対に子供の世話にならない。長生き、健康、楽しむ、これしかない。)
まあ、昨日は「世代間の価値観の絶対的な違い」について論じたんですが、実はこれは永遠について回る。
つまり、今の若者も20年後、30年後はオッサン、オバチャンに100%なります。
当然、30年後の若者は「けちくさいオンナみたいなじじいだなあ」と今の時代の草食系「若者」をけなすでしょう。
長い人生経験から確信を持って断言します。そうなるのは99%確かです。「人生、持ち回り」みんなオンナジ。
だから、まず「株で儲ける自衛術」を身につける、好きなときに好きなところへ「息抜き」に行ける体力と
健康を保つ、少なくとも100歳まではビンビンに元気よく走り回る、こうでなくちゃいけません。
あってもなくても、オカネは持ってるふりをしちゃだめだね。趣味を持つ。
すっとぼけて、楽しい老後を送るべきです。
私たち夫婦もほとんどは一緒に温泉やらドライブ、旅行するパターンが多いんですが(先日は三谷の里、三谷川で夜のホタル鑑賞)
、時々はそれぞれが一人で勝手に好きなところへ行くという「契約」をしてるんですね。家内は「子供めぐり」が夢らしい。
お前はオンナのところへ行くのか?だって? 誰ですか、バカな誘導尋問をするのは。アホクサ。
他人が何を言おうと「馬耳東風」、酸いも甘いも、表も闇の世界もそのような人生経験はすべて経てきました。
若い人はちょっと収入が増えると、それが自分の能力だと勘違いする。
20代、30代が実はどれだけ幼いかも知っている(一般論)。地獄はまだまだ先のこと。
ある日突然に不幸はやってきますし、自分の力で生き地獄は乗り切るほかはないし、それが人生です。
死にたい自殺願望者は死ぬのを容易には誰も止められない、それも冷徹な人生です。
実は、私が月一回、NPOの相談電話の担当をしている事務所(松江市)のお隣の部屋は「命の電話」なのでして迂闊なことを書くと抗議されかねない。
でも、このサイトは私の主催ですからやはりホンネで書かないと熱心な多くの読者の皆さんが許してくれないでしょう。
休刊せずに6年継続して書いてきましたから、それなりの実績ではありますね(顧問業ではありません)。
出版すれば膨大な量となります。
というわけで、公的機関を通して皆さんが私に人生相談?家庭相談?をするのは可能でしょう(投資相談はダメです)。
我々中高年はもう何も迷うトシではないし、何か批判を受けて動じることもない。
聞く耳は持ちますけどね。それくらいの器量、度量はある。でも菅直人さんほどではありません。
我々の団塊世代は「人生の達人」にならなければならないし、自信をもってそうなるべきなのです。(投資の達人?)。
若者と価値観が違って当然ですし、好意を持つ人、反感を持つ人、どちらもいなくちゃおかしいじゃないですか。
ただ、「敵」に対して心を閉ざすほど了見は狭くない。でも、世間にはわからない人はいるから、割り切りも必要です。
周囲の「摩擦」を避けて、自分に適した生き方が見つからないようじゃ今まで何をしてきたかということになる。
社会的地位なんかクソですよ。落選したから言ってるんじゃない。親友の現職議員もそう言ってます。
お金持ち専用の高級老人ホームが天国だなんて幻想を見てると、人生の最後になって実はほんとの敗者は
自分だったことにやっと気づくことになる。
気がついたときは後の祭り、目の前にはあの世からお迎えが来ているのです。
今の自分にできることはなにか、まずはそこから考えましょう。考える力、これが一番大事。
そうそう・・、私はNPO法人の相談員でもあるんです。
死線を越えて、奇跡的に過酷なシベリア抑留生活から帰還した北海道の義父に政府から補償金が出ることになりました。
人生は、楽しいときよりも苦しいときのほうが圧倒的に長い。
だからこそ、どんな小さな幸福にもすなおにありがとうと言える謙虚さが大事です。
私が新人のときに、投資顧問会社の専務の朝礼訓示でいつも聞かされた言葉です。
「一歩外に出れば、男には7人の敵がいる」、肝に銘じておきたい。油断大敵。そして、備えあれば憂い無し。
ワールドカップ、次も勝つかなあ。風林火山。相場は明るい。