ポイント
久しぶりに10,000円を上回るスタートになりそうです。ザラバも堅調な推移を期待しています。ただし、ユーロ高に一服の気配もありますので、ザラバの値動きが多少モタつく局面もあるかもしれません。
米国マーケットの動向
好調にスタートしたダウ平均株価は、調整らしい調整もなく上昇基調を持続して、213.88ドル、2.10%の大幅高で大引けを迎えました。
背景となったのは為替でした(「米国株式市場が好調なスタート」)。スペイン、アイルランドの順調な資金調達をきっかけに、ユーロ高、ドル安がすすみ、米国マーケットを押し上げました。
VIX指数が9.48%の急落を見せ、投資家心理の改善を示唆しています。
このVIX指数が示す、リスク許容度の高まりが、国際商品への資金流入を促し、原油価格が2.42%、金価格が0.81%上昇しました。
さらに、SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)が5.54%の急騰となり、ダウ平均株価の上昇率を上回る2.76%高となったナスダックを牽引しました。
今日の日経平均株価は?
米国株式市場の高騰を映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が10,015円となっています。この近辺を今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
ザラバも10,000円を維持する堅調な展開を想定しています。
ただし、ユーロ円の動きを見ると、ユーロ高が一服となり可能性も感じられますので、多少注意したいと考えています。
今日は、 4月の第三次産業活動指数、6月の金融経済月報が出てきますが、マーケットへのインパクトは小さそうです。
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