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飼育トキ60羽のひな誕生
野生復帰を目指して、新潟県の佐渡トキ保護センターなどで飼育されているトキからこの春、これまでで
最も多い60羽のひなが誕生し国内で飼育されているトキの数は170羽を超えました。
佐渡トキ保護センターでは、分散してトキを飼育している東京の多摩動物公園や石川県能美市のいしかわ動物園を
合わせた3か所で、繁殖に取り組んでいます。
この春、あわせて21ペアのトキから148個の卵が産まれこのうち、▼センターで50羽、▼多摩動物公園で7羽、
▼いしかわ動物園で9羽のあわせて66羽のひなが生まれました。
その後、成育不良などのため6羽のひなが死にましたが、今も60羽のひなが元気に育っているということです。
中国からトキを譲り受けて初めて繁殖に成功した平成11年以降、ひなの数は年々増えていて60羽の誕生は
これまでで最も多く国内で飼育されているトキの数はあわせて174羽になりました。
一方でことし3月、佐渡トキ保護センターで飼育されていた9羽のトキがテンとみられる小動物に襲われて
死んでいます。
佐渡トキ保護センターの戸貝純夫所長は、 「ことしは大変苦しい思いをしたが、予想以上のひなが誕生して、
うれしく思っている。 野生復帰に向けて大切に育てたい」 と話していました。
06月11日 19時00分
飼育されている トキの方は、 順調ですがぁ~ ・ ・ ・
放鳥された トキは、 “ ほうちょっ (もうちょっと) ” と ねぇ~ ( ^ ^ゞ