10日のニューヨーク株式市場は、中国の貿易黒字の急増などを受け、世界経済の先行きに対する不安が後退したことから、急反発して取引を終えた。
11日も続伸。
10日は、5月の中国の貿易黒字が、前の年の同じ月に比べ45.9%増えて195億3,300万ドルとなり、7カ月ぶりの高水準を記録。
また、ECB(ヨーロッパ中央銀行)が、政策金利の据え置きを決定したことがヨーロッパ経済の下支えにつながると好感され、全面高の展開となった。
結局、ダウ工業株30種平均の終値は、前の日より273ドル28セント高い、1万0,172ドル53セントとなり、1週間ぶりに1万ドル台を回復して取引を終えた。
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