菅内閣が始動した。さすがに選挙対策内閣だけあって早くも参院選の勝敗ラインとかが話題となっている。静岡県では民主党の候補者が二名いますが、これを一本化する動きが出ています。菅内閣が発足して支持率が急回復したとはいえ、やはり二人とも当選するのは厳しいように思います。
枝野新幹事長の考えでどちらにも事態が進みますが、小沢さんの置き土産でもある党本部と県連との溝は容易には改善しないと思います。さらに内閣発足直後の支持率は時間の経過とともに下がる一方なので現在の数字がいつまでもつか予断を許しません。
鳩山内閣から続投となった長妻厚労大臣はこれからの年金負担に対して消費税率のアップを求めているようですが、それを行うにはさらに徹底した税金の無駄遣いの削減や国会議員の定数削減、「政治とカネ」の透明化などをまず進めなければならない。
それらも無しにいきなり「明日から消費税は15パーセントです」なんてことになったら鳩山内閣よりも悲惨な目に遭います。庶民派と言われる菅総理が国民目線で納得のできる進め方をするように望みます。