なぜかストックオプションを発行するとのことです。
総計、2213000株、1株の売買単位は50株ですので44260個の権利ということになります。
そのうち、従業員向けが25620個(対象;1281人)、連結子会社向けが残りの18640個(対象;932人)となっています。
しかし、気になるのがその行使期間。
平成26年8月1日から平成28年7月31日
と記載されています。恐らく、事業再生ADRのリスケ終了時期を考慮したものと思われますが、今現在の社員にこの権利を行使したところで数年後にも在籍しているとは限らないのでは・・・。
なんだか、目的がよく分からないストックオプションといえるのではないでしょうか。ひょっとすると、それまでに株価が相当上昇することを示唆して社員のモチベーションを高めようとしているのか、沈み行く船から優秀な社員が下船してしまうのを防ぐために困難な時期を乗り越えたらイイことあるよ♪ みたいな感じでのストックオプションなのでしょうか。
数年前ならまだしも、現在この権利を付与されて喜ぶ社員さんはいるんでしょうか・・・