ペットブームのインパクトを感じさせる記事をいくつか。
扶養手当や慶弔金…ペットブームもここまできた?(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071124/biz0711242010006-n1.htm
動物用医薬品メーカーの共立製薬は来月12月よりペット扶養手当を毎月支給。ペットフードメーカーの日本ヒルズコルゲートは2年前からペットの慶弔手当を支給しているとのこと。もちろん、これらはペット関連業ならではの特例ではあるのだが。
近年ペットブームの高まりを受けて法整備が進められ、飼い主や業者の責任が問われるようになったとはいえ、たとえばペットを家族の一員とみなす意識や価値観の変化が十分に考慮した内容とは言い難いようで、ギャップを感じさせる問題もある。
ペットフード、「安全性に不安」4割・初の意識調査(日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071124AT1G0802A24112007.html
悪質ペット火葬業者のトラブル急増「遺体持って帰れ」(アメーバ・ニュース)
http://news.ameba.jp/domestic/2007/11/8687.html
いまや犬や猫のほか爬虫類や昆虫に至るまでペットである。飼い主の飼育放棄などによる安楽死処分、ペットの野生化による既存生態系の破壊、食や医療など我々の生活全般に関わっている実験動物の存在など、動物をめぐる問題はまだまだ山積みであると言える。