在任期間が通算1980日に及んだ小泉総理以降、
安倍総理(在任期間366日)、福田総理(同36
5日)、麻生総理(同358日)はいずれも「短命
政権」と言われましたが、昨年9月の衆院選で圧倒
的支持を受けて誕生した民主党政権の鳩山総理は、
先のお三方よりもさらに短い259日で職を辞しま
した。
総理に就任した当初はいずれもやる気に溢れてい
ましたが、その後まもなく立ちゆかなくなるという
のが近年の傾向で、小泉氏以降は毎年、総理大臣が
交代しています。
国民としてはこうした政治劇にうんざり感があり
ますが、一方では早くも次期総理候補に関して思惑
が広がっており、菅直人副総理兼財務相、仙石由人
行政刷新担当相、前原誠司国土交通相らの名が挙っ
ています。
参考までに、2000年4月に辞任した小渕総理
からの、総理任期中の日経平均株価の騰落率は下記
のようになっています。
※敬称略 ※森総理と小泉総理の在任期間は通算
歴代総理 在任期間 任期中の騰落率
小渕 恵三 616日 +26%
森 喜朗 387日 -32%
小泉 純一郎 1980日 +11%
安倍 晋三 366日 + 6%
福田 康夫 365日 -26%
麻生 太郎 358日 -15%
鳩山 由紀夫 259日 - 5%