僕と彼女の2乗 第2章② ｢ 裏切り ｣

[ラクティーさん]

～第6話～「 裏切り 」※ こちらでも聞きながら、お楽しみください。シャ乱Q - ズルイ女・・・社会人になって3ヶ月近い月日が立つ。僕は、彼女と一緒に過ごす時間をなるべく作るため、仕事を早く終わらせようと頑張っていた。回数や時間こそ少なくなったが、自分としては精一杯の時間を作ろうとしていた。仕事を嘘付いて早く切り上げたこともあったと思う。お互い合う時間を作って話す話題はやはり「仕事」のことだった。お互いの仕事内容、大変なこと、職場の人間関係。学生からでは考えられないほど真面目な「社会人」としての話だった。正直、彼女の仕事のことを概略だけで全ては把握していないし、彼女がどんな仕事ぶりをしているのかは分からない。それだけに、「仕事」に彼女を取られてなんか寂しい気分になった。久々の彼女との休日。一緒にいる時、彼女に仕事の電話が入る。「ちょっと外していい？」「会社？」「うん」「そっか、ならしょうがないね。」この時、やけに笑顔で彼女は話していた。同僚ならそうだろうな、ジュースをストローを使って飲みながら彼女を見ていた。・・・・仕事も研修が終了し、組織の1員として本格的な仕事が始まる。必然と少ない彼女との時間はさらに少なくなる。夜ご飯の休憩時彼女から電話が入る。彼女はやけに重たい雰囲気で話す。「今大丈夫？」※ 明日で一応ラストです。二本立ての予定ですｗWeb拍手はこちらから^＾↓↓↓人気ブログランキングに登録しております。皆様の恵みの愛でよろしかったらご支援ください。↓↓↓人気ブログランキングへ