Destiny ディスティニー運命「一番好きな人と結ばれることはない」誰かは言った。過去の美化、、そうかもしれない。それでも、僕は彼女とずっといたかった。・・・・~第5話~「 終わりの始まり 」「○○(彼女の名前)のことが好きなんだ、付き合って・・・下さい!!」「で、でも・・・別れたばっかだし・・・」「関係ないし。俺のこと嫌い?」「ううん、好きだよ。でも・・・」「気にしないよ。俺ずっと一緒にいたいんだ・・・」「ちょっと待ってもらっていい?」そうして1週間が経ち、彼女からメールが来た。「付き合お!」僕に1年ぶりの春が来た。・・・・付き合ってからは、ずっと彼女と一緒にいたと思う。当時一人暮らしだった僕の家に彼女はよく遊びに来た。彼女の実家にも遊びに行ったこともある。2人で卒業旅行に行く時は、就職活動の合間にバイトをしてお金を貯めた。週5回朝昼晩掛け持ちで働いてたし、社会人の今よりも多くの額を稼いでいたと思う。ただ、彼女と一緒にいたい。それが僕の唯一の思いだった。「大好きだよ。結婚しようね。」そんなことを毎日言っていたと思う。将来当然、一緒になるものだと思っていた・・・。・・・・僕たちは4月を向かえ、社会人になり、僕たちの周りは忙しなくなる。平日は夜遅い自分と週末に仕事がある彼女では次第に時間が合わなくなり、連絡を取れなくなってきた。あの時は本当に余裕がなかった。彼女よりもやるべき目の前のことに追われていたんだと思う。でも、僕は彼女のことを信じていた。「この恋は愛であり、彼女とは永遠なもの」だと・・・。それが永遠じゃないことを後に知ることになる。Web拍手はこちらから^^↓↓↓人気ブログランキングに登録しております。皆様の恵みの愛でよろしかったらご支援ください。↓↓↓人気ブログランキングへ