24日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落した。大引けは前週末比26円 14銭(0.27%)安の9758円40銭と連日で年初来安値を更新し、昨年12月2日(9608円94銭)以来の安値水準を付けた。日経平均の4日続落は2月4~9日(4日続落)以来で、4日間の下落幅は計484円24銭(4.72%)に達した。為替の円高進行に対する警戒感から買い見送り気分が強かった。最近の株価下落に伴う値ごろ感やアジア株高をきっかけに日経平均は上昇に転じる場面もあった。ただ積極的に買い進む投資家は少なく、戻りの鈍さが意識されると再び売りが優勢になる展開だった。東証株価指数(TOPIX)は7営業日ぶりに小反発した。