来週の予想

買い方には厳しい状況が続いている。
一方で市場は弱気に傾き過ぎているのも事実である。(プット/コールレシオは5日平均で1.9・・・かなりの弱気)
現物は買い残が多すぎる。売り残は少なく踏み上げは期待しにくい。
NYはSQがあったとは言え、まだ株価をコントロールする能力を持っている。
つまりCME日経先物を上下どちらにもコントロールすることが出来る。
現物は買い残がまだ多すぎるが、先物は売り超になっているのではないか?
ただ売り方はまだ下げきったとは考えていないはず。
金曜日の夜間、日経先物は9620円まで下げている。

月、火曜日には米中戦略経済対話がありその結果次第では、為替が大きく動く可能性がある。米国は対ユーロで$安にしたいはず。$安になればNYはまた株高になる可能性がある。

上記から、
1.基本はかとちゃんぺさんのチャート↓の赤線と青線の間で動くのではないか。
 http://kato0119.blog121.fc2.com/blog-entry-1324.html
2.場合によっては売り方の踏み上げを狙って先物買いが入り三尊天井を目指す展開になるか。
 フィボナッチマンさん↓の黄色のチャート
 http://ooooojjjjjj.blogspot.com/search/label/%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%95%E5%88%86%E6%9E%90
3.明日に限って言えば、下げの余韻が残っており、CME日経の終値9830近辺を寄り天に、かとちゃんぺさんのやりすぎレベル(赤線)の9600近辺まで下がるのではないか。

結論:下げ過ぎレベル(赤線)で売る必要はない。
   青線レベルで戻り売り。
   ただ時間の経過と共に下がっていくので、早目の割りきりが必要だろう。
   個別は銘柄により大きな差が出るはず。
   
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<補足>
現在、安全資産への資金の移動が起きており、為替では円が買われている。
そして国債への逃避も進んでいる。
その国債は天井圏にあり、その資金が株へ移る可能性もある。
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