映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウ急落

20日の日経平均は10030.31(-156.53) 雲、基準線、転換線10321の下、ボリンジャーはマイナス2σ1007.25の近辺。MACDは降下、RCIは底ばい。週足雲上限9951の上だが、週足基準線10242を割り込んだ。週足ボリンジャーはマイナス2σ9929近辺。週足MACD 週足RCIも下落。目先下落の勢いが強く、ついに中期の節目も割り込んだ。週足雲上限9951が守れるかどうか。

ダウは10068.01(-376.36)と急落。雲の下限10437を大きく切って、ボリンジャーはマイナス3σ10140も割り込んでいる。MACDは下落、RCIは反発していたのに、頓挫。週足基準線10546、週足転換線10543を一気に切り、週足雲の上限9598をめざす動き、週足ボリンジャーはマイナス2σ10213も下に切ってきている、週足MACD 週足RCI も下降中。目先は異常値に近い下げ。週足の節目を一気に破り、週足雲の上限をかろうじて維持しているところだが、週足でも異常値に近い下げになっている

ドル円は89.20雲の下限91.39基準線91.14の下、ボリンジャーはマイナス3σ90.18も下に切ってきている。MACDはゼロラインを切り、RCIも下降。週足雲の下限91.87、週足転換線91.30、週足基準線89.72も割り込んだ。週足ボリンジャーはマイナスσ90.40の下、週足MACD 週足RCIも下降。目先は異常値のような急落。週足も節目を割り込んできている。

ユーロの下落がついに、世界的な金融不安を再燃させそうな展開になってきている。ダウがメーターをふりきって暴落しており、ドル円も、ドルがメーターをふりきって下落。現在の急落の勢いは、目先ボリンジャー3σを越しており、通常の調整の範囲を超えており、市場のノーマルな調整とは考えにくい。根本的な枠組みの問題になっていると認識すべき水準だろう。ダウと円高の急激な変動で、日経平均も極めて辛い展開になるであろう。ドイツの空売り規制が、かえってユーロ圏の足並みの乱れをさそっており、ソブリンリスクが、金融機関の不良債権への懸念を拡大、VIX指数が急上昇する形になり、加えてアメリカの弱い経済指標が、さらにリスク資産からの逃避に拍車をかけた。問題は、ユーロ対策として、どのような手があるのか、はっきり見えてこないことだ。ソブリンリスクの根源に斬り込むような対策が打てるかどうか、手詰まり感を打破出来ないとダメだが、その知恵がでるかどうか。いずれの市場も、目先の下落のめどを失い、中期指標も割り込んでおり、早急に金融不安を収めないと、異様な為替変動や株安によって、実体経済の腰折れを招く危険が高まっている。もしも断固とした対策が迅速にでてくれば、様相は変わるだろうが楽観出来ない。
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