GLOBEXのダウ、ナスダック先物価格が急速に下げ幅を拡大しています。ダウは144ドル安、ナスダックが31.25ポイントの下落です。
急落の背景は明確ではありませんが、前日に見せたユーロの回復が一時的なもので、再びユーロ安が鮮明になったことによる失望が大きいと推測されます。
欧州市場では、ギリシャが2.8%と大きく下げていますが、ポルトガル(PSI20)は-0.4%、スペイン(IGBM)が-0.41%、そしてイタリアが-0.25%と比較的に小幅の動きで推移していますので、財政問題の深刻化ということではないようです。
一方、英国、ドイツ、フランスなどが1%以上の下落になっていますから、EC首脳国間での不協和音の方が問題であるような気がします。ユーロに対する信頼感の低下が、個人的には、とても気になります。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)も下げており、現在9,865円となっています。
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