東京株式市場、金融規制を警戒し反落 年金買い観測で下げ渋る

[kuma_kuroiwaさん]

　19日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。大引けは前日に比べ55円80銭（0.54％）安の１万0186円84銭で、３月４日以来、約２カ月半ぶりに終値で１万0100円台に落ち込んだ。ドイツ政府が18日、一部の金融株やユーロ圏諸国の国債などに対する空売りを規制する発表したことを受け、世界的な規制強化によって投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がった。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は４日続落したが、午後に下げ渋ったことできょうの高値引けとなった。