ポイント
為替に振り回された一日でした。特にユーロ円の動きに神経質に反応したようです。米株先物もユーロ安ドル高が重石となって、軟調な推移です。
マーケットの動向
米国株式市場の下落を背景に、167円安で寄り付いた日経平均株価は、後場に入ると下落幅を縮め、2時頃には68円安となりました。底値からほぼ100円上昇したことになります。ところが、大引け直前に大きく値を崩し、結局158.04円、1.49%安で終えました。
後場の反騰を牽引したのも、大引け直前の下落を誘発したのも為替の動きであったと見ています。特にユーロ円の動きが重要であったと思われます。
特に印象的であったのがミツミ電機の動き。コンセンサスを下回る決算と、円高のダブルパンチで2時半以降の株価下落が目立ちました。
対ユーロだけでなく、対ドルでも円高となっています。しかも、大引け後に一段と大きく円高方向に振れているため、来週の日経平均株価の圧迫要因になることが懸念されます。
アジア市場はマチマチですが、下げが優勢でした。インド(-1.57%)、香港(-1.36%)が日本と肩を並べて大きく下落しました。一方、韓国とインドネシアが僅かに上昇しています。
欧州市場は全般的に下げています。ギリシャ(-2.67%)、スペイン(-3.95%)、ポルトガル(-3.01%)、イタリア(-3.30%)など気になるマーケットが軒並みに大幅下落です。その他、フランス、ベルギー、オランダが2%を越える下げとなっています。加えて、英国、ドイツなどほとんどの市場も下げ幅は1%以上です。
この欧州の状況を反映して、GLOBEXでは、ダウ(-68ドル)、ナスダック(-14.25ポイント)ともに下げています。ダウは僅かに下げ幅を縮小していますが、予断を許さない展開です。
今日は、4月の小売売上高と鉱工業生産、5月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値、そして3月の企業在庫の発表が予定されています。
月曜日の日経平均株価に対する示唆
すでに申し上げた通り、今日の大引け後に大きく円高に振れたことが、月曜日のマーケットの重石になりそうです。
これから始まる米国株式市場も軟調な展開が予想されるため、月曜日は警戒態勢が必要なようです。
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