UMC取締役 岡部さんのブログ

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欧州の金融不安に対する警戒感が拡大。

水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、欧州市場の反落を受け欧州の金融不安に対する警戒感が拡大したことが嫌気され下落したことから、売りが先行して寄り付いた。その後は、外国為替市場で円相場が円高一服したことから輸出関連銘柄を中心に買いが拡大し、日経平均の上げ幅は一時90円を超える場面も見られた。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が下落していることや、米検察当局が米モルガン・スタンレーの住宅関連の金融派生商品取引に関して調査に乗り出したとの報道が伝わったことが、投資家心理を冷え込ませ日経平均はマイナスに転じた。
業種別TOPIXでは、輸送用機器、石油・石炭、ガラス・土石が上昇した一方、その他金融、鉄鋼、精密機器が下落した。個別では、NTTデータ、日東紡、いすゞ自動車が高い。半面、オリンパス、トレンドマイクロ、三井造船が下げた。

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