<株価は割安と考える>
新中期経営計画で、更に川上の鉱山事業への進出を発表。実現すれば、わが国初のビジネスモデルとなる。TIWでは貸借対照表に現れない、資源価値を高く評価している。資源価値をプレミアムとして上乗せできるだろう。11/3期TIW予想PER7.9倍は割安と考える。
<市況上昇の恩恵を最大限享受>
10/3期の経常利益は877億円(前期比170%増)とTIW予想の800億円をも上回った。非鉄市況の上昇効果が大きかったことが主因。続く11/3期の経常利益をTIWでは1,215億円(同38%増)と会社計画の960億円(同9%増)を上回ると予想する。足元の非鉄市況が会社前提を上回って推移していることが主因。
<資源価値は5兆円程度>
同社が出資する海外鉱山の資源価値は5兆円を上回る。内訳は銅が2兆円強、ニッケル2兆円強、金1兆円弱。10年2月15日のデータをもとに、埋蔵量に出資割合を加味して足元の市況を使ってTIWが試算した。ちなみに、10/3期末の総資産は9,814億円、足元の時価総額は7,436億円と1兆円にも満たない。(溝上 泰吏)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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