【エムケーキャピタルマネージメント】AUM拡大成否見守りたい

TIW藤根 靖晃さん
TIW藤根 靖晃さん
<PBRからみた割安感はなくなった>
4月の第三者割当増資はディスカウント増資となったため、BPSは2月末の44,458円から10/8期末には31,896円に低下するとTIWでは試算している。予想PBRは1.10倍。11/8期までに自己勘定投資から完全撤退する方針のため、今後の業績及び株価はAUM(受託資産残高)の拡大にかかっている。中期経営計画では15/8期にAUM6,900億円、経常利益43億円を掲げている。2月末のAUM729億円からみて非常に意欲的な計画。PBRは1倍を超えているため、AUMの拡大が確認できるまで積極的に買いにくい。
<中計では再度の増資が視野に入っている>
当面のAUM及び収益の拡大の鍵を握るのは10/8期から開始したデット・リストラクチャリング事業(2ページ参照)。同事業には同社の資金拠出も必要なため、計画通り拡大した場合、11/8期以降に再度の増資が必要になる見込み。(堀部 吉胤)
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