NY6日午後の取引でダウ平均が一時1000ポイント近く下落し、600ポイント以上戻した。日経平均は大型連休明けの6日に361円安と大きく下げ、NYの影響を受け7日も331円安。この2日間の下げ幅は692円に達した。情報筋によると、1600万株を空売りしようとしていたCitigroupトレーダーが、「Million(100万)」の「m」と間違えて「Billion(10億)」の「b」を入力したキーの打ち間違いによる誤発注が原因という。米証券取引委員会(SEC)は「本日午後、一時的に発生した異常な取引活動について調査する」としている。数年前のみずほ証券のジェイコム株大量誤発注事件。「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力した。この際、コンピューターの画面に、注文内容が異常であるとする警告が表示されたが、担当者がこれを無視して注文を執行した。「警告はたまに表示されるため、つい無視してしまった」(みずほ証券)と言う。事件発生当初、「この誤発注の主体者が、誰であるか」について様々な憶測情報が流れ、ジェイコム(当時)上場の主幹事である「日興コーディアル証券」がその当事者ではないかとの観測が流れた事から、同社株が前場引け時点で前日比100円安と急落。日興シティ・日興コーディアル・マネックスの日興グループ3証券は急遽、「この売り注文には無関係である」とのコメントを出す事態となった。市場全体もこの誤発注の当事者を「さやあて」する思惑や連想などから、前場中頃から証券株、銀行株などに売りが波及していた。これが後場に入ると、更に「誤発注した証券会社が、穴埋めの為に自己売買部門で利の乗っている銘柄に売りを出すのでは」との見方が広がり、日経平均は下げ足を速め全面安の展開となり、大引けの日経平均は前日比301円30銭(1.95%)安の1万5,183円36銭と、年初来3番目の下げ幅となった。(引用)私がプログラムの勉強を始め情報処理2級を取得してはや26~27年。全く信じ難い。初心者ですら怪しいと思うだろう。プログラミングする際、1番神経を使い注意しなければならない「誤発注」どう考えても有り得ない。以前「ディーラーによる故意の誤発注」を紹介しましたが再度転載します。
この話は、「日々の株価はいかにして形成されるか?」という根本的な問いに答えるものです。もっとも、これを知っていたからといって必ずしも相場に勝てるようになる訳ではありません。証券会社にはいくつかの部署がありますが、みなさんは「市場部」というセクションはあまり気に止めていないと思います。「市場部」の役目は3つあります。1.顧客からの注文を「場」で成立させる。2.誤発注処理。3.自己売買。1.は省略。さて、2.です。「売りと買いの取り違え」「株数の間違え」など、誤発注は意外に多いものです。誤発注が判明した時点で、すぐさま反対売買を行います。つまり、「SBの4000円買い、1000株」の注文を誤って売ってしまった。で、すぐに1000株を買い戻し、さらに1000株買いに行きます。(ここ、ヒジョーに重要です!)3.自己売買とは証券会社自身が相場を張ることです。これは「値付きを円滑にする」という目的から許可されているのですが、国内証券会社の営業利益の約3割から4割を稼ぎ出しています。現在は「ディーラー部門」となっていますが、本来は「市場部」の仕事です。さて、証券自己は毎年必ず莫大な利益を上げ続けています。なぜでしょう?彼等が相場のプロだから?いえいえ、相場の張り方に特別の方法があるからなのです。それが自己のみに許された「現物の空売り」です。俗に「テッポウ」と言いますが、これは証券界では禁止用語なので「現カラ」と呼ぶことにします。これは、日証金を経由した「新規売り」とも、ヘッジファンドの「借り株」による「空売り」とも違います。「現カラ」とは「全く存在しない株を売ること」なのです。どーしてそんなことが出来るんじゃー!とお喚きのあなた。さきほどのSBの誤発注の例を思い起こしてください。間違えて、「全く存在しないSB株を1000株売ってしまった」のでしたね。これと同じことです。つまり誤発注を意識的にかつ日常的連続的に行うのです。だから「現カラ」は証券自己にのみ可能な売買手法なのです。彼等は上げ過程では、買いを入れると同時に、1円単位の利食いラインに売り指値を入れて行きますが、下げ過程でも、これと同じことをしてゆきます。(証券自己の売買には、手数料及び、その他諸経費は無料です)ですから我々と違って、いくら下がっても困ることはないのです。いや、それどころか大きく相場が下がった方が彼等にとってはチャンスなのです。特に外資証券は、このワザを多用しています。(転載終り)
もう1つ転載しときます。「証券会社・政府一体の株価操作」
2003年4月には米国のイラク戦争に日本が賛同することのご褒美として日米合作による日本の株価の大暴騰のシナリオが作られて実行されました。まず、日経平均が7800円の時、外資系証券会社7社から株価見通しとして6800円に向けて急落するという情報が一斉に流されました。これに呼応した日本の個人、機関投資家が、株式の売り建て、日経225先物の売り建てをしてそれを外資系が大量に買い集めました。それからは一気の上昇です。日本国政府は日本の個人、機関投資家が空売りで多数犠牲となり、米国系の証券会社に大儲けをさせるのを条件に株価の上昇を選んだ訳です。つまり、日米政府・証券業界で予めシナリオを作って、デマの情報を流して個人投資家に株を売らせるように仕向け、それを買い集めてから一気に暴騰させたと言う事ですね。もっともこれに似た様な事は日常茶飯事に行われており、その最たるものが、証券会社や投資顧問、雑誌等の推奨株(この場合は上がると言って買わせて下げるちょうど逆のパターンですが・・)あるいは買いでも売りでも仕込んでおいてから政治家に何か一言言ってもらうとか・・(転載終り)
一部報道では「ヘッジファンドは直近の解約申し込みの締め切りが再来週に迫っている。ギリシャ問題に嫌気したお客から大量の解約が出ているようで」とのコメントも。そんなんでこんなに下げる筈もない。ドバイ危機と同様の仕掛けだろう。日銀は7日、銀行や証券会社などが当面の資金を取引する短期金融市場に、2兆円の緊急資金供給を即日で実施したにも拘わらず、331円も下げたのは驚きだった。6日引け時点では、ひとまずやれやれと考えていたものの、即日にイカサマ御発注を使い、アルゴリズムの特性を利用し仕掛けるとは、誰もが考えつかなかったのではないだろうか。ヤクザはいつまで引っ張るのかが最大の焦点だろうが、ギリシャが5月19日に期限を迎える85億ユーロ(約1兆円)の国債償還前に、ひと儲けしたかったのだろうか。来月26─27日にカナダ・トロントで開催されるG20首脳会議(金融サミット)も控えている。連休前26日に「中国、8月に新たな刺激策を発表 刺激策の規模は4兆元(55~60兆円)の可能性」とブルームバーグが報じたが、もしかしたらまんまと一杯食わされたのかもしれない。7日ツガミ(6101)が上昇してくれたので、今の所含み損はそれ程大きくないものの、シカゴ225先物清算値円建ては200円近く下げているし、チャート的にもアララ状態。日銀の2兆円緊急資金供給を材料視して、戻して欲しいところだが、ヤクザの出方次第となりそうだ。明日の寄付きを見るのが少々怖いが、なんとか陽線で引けて欲しいと願うばかり。「GSとSECと和解に向けた協議」と報道されたが、オバマの取巻きはGSをはじめ胴元出身だらけで、茶番を演じている事は誰もが承知している。一刻も早くGSを解体し、GS(group-sounds)を結成させるか、GS(gas-station)に再就職させるべきだろう。そう言えば、裏口入学でKOと並び有名な遅稲田大学の、大学院政治経済学客員教授をセクハラで解職された田勢康弘は、しゃーしゃーとまだ
テレ東(土曜am11)週刊ニュース新書に出演している。この輩は、春先に「鳩山民主党は夏前に解散する」とのたまっていたがどうなる事やら。去勢康弘と改名したらどうか。その「手」はやめなさい!生々しいぞ!(写真)
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
改行もしくは日記を分けると読みやすいのでもっと読みます
堕落オバマさん
いつもは、字が密集していますので、
軟弱者の自分は、通り過ごしていました。
でも読むに、とても興味深く面白い内容です。
フォーマットのデザイン上の主張もあるのだと思いますが、
読みやすくするのに、改行をお願いしたいところです。
長くなっても、読みやすくなれば、
今でも、ファンはかなり多いとは思うのですが、
さらに増えるのではないでしょうか。
私は、これから堕落オバマさんの日記は読もうと思います。
いつもは、字が密集していますので、
軟弱者の自分は、通り過ごしていました。
でも読むに、とても興味深く面白い内容です。
フォーマットのデザイン上の主張もあるのだと思いますが、
読みやすくするのに、改行をお願いしたいところです。
長くなっても、読みやすくなれば、
今でも、ファンはかなり多いとは思うのですが、
さらに増えるのではないでしょうか。
私は、これから堕落オバマさんの日記は読もうと思います。