大荒れとなった先週の市場。ギリシャの財政赤字に端を発したユーロへの懸念はかなり深刻なものとなりそうで不安定な展開が続くことが予想されます。ユーロ関係では、今週ユーロ圏のGDPなども発表されますが全体の景況感ではなく、ギリシャ、ポルトガル、スペインさらにはイタリアなども含めたいわゆるPIGSへの懸念に特化していることもあり目立った材料とはされていません。ギリシャ関連では、19日の国債償還などが注目ですがそれまでは、要人発言や救済策の始動、さらには格付け会社の動向など、事前準備の難しいものに注意しながらの展開...