あおぞら郵船さんのブログ

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5/7 誤発注で過去最大の暴落


【取引銘柄】
(売)第一三共 300株 1,889円→1,584円 -93,200円
 
【ポートフォリオ】
・第一三共 300株 1,823円→1,587円 -73,200円
 
(含み益-73,200円 実現益-71,800円)
 
昨日、米国でジェイコム事件を越える最悪の不祥事が発生しました。
報道によると、米大手金融機関のトレーダーがダウ平均構成銘柄であるP&G社の売り注文を出そうとした所、誤ってミリオン(100万株)とビリオン(10億株)を間違って注文した為、160億株もの膨大な売り注文が発生し、P&G社の株価が一気に30%以上も暴落。
これが原因で、コンピュータに自動的に取引をさせるアルゴリズム取引のロスカットが連鎖的に発生し、ダウ平均全体が10分間で700ドルもの暴落を喫しました。さらにその後の20分間で600ドルものリバウンドをするという、まさに前代未聞の事件となりました。
・東洋経済の記事
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/9749659d97bc3f79160b19c768901e6c/

 
“ふざけるな”としか言いようがないですね。
おかげさまで、見事に久しぶりのマージンカットを食らいました。
この事件の本質は、アルゴリズム取引の問題性もありますが、
何よりも、世界経済に影響を及ぼす株式市場の『あまりにもお粗末な脆弱性』にあります。
 
・ただの証券会社の一トレーダーに過ぎない者が、160億株=約89兆円(約9920億ドル)もの『膨大な空売り』を発生させ、容易に相場を崩壊させることができる。
 
という点にあります。つまり、
 
・悪意のある一トレーダーが故意に大量の注文を出し、容易に相場を操作することもできる。
 
ということです。
まともに株式投資をやっているのが馬鹿らしくなってきますね。
所詮は、『マネーゲーム』でしかないということでしょう。
“貯蓄から投資へ”などというスローガンを掲げ、『株で1億円儲かった!』などという書籍を氾濫させ、素人を株式投資に誘い込んだのは、誰だったでしょうか。
 
まぁ、どこまでいっても、『自己責任』です。
自己責任というのは、本当に都合の良い言葉ですね。
自己責任と言えば、何でも許されてしまう。
 
早く『空売りは禁止』される日を待ち望んでいます。
 
 
「馬鹿らしくなってくるね~」




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