兼松日産が上げ幅拡大・全体手詰まり感から物色

[agawaさん]

兼松日産農林（７９６１）が後場プラスに転じ、上げ幅を拡大している。相場全体の先行き不透明感が強い中、値動きの軽い銘柄に個人の資金が向かいやすくなっている。同社は昨日、全体相場が大きく下げる中で年初来高値を更新した。今日は前期業績見込みの上方修正も株価下支え要因となっているようだ。

同社は６日引け後、通期の業績見込みを修正した。１０年３月通期の連結経常利益は０．１３億円の見込み（前回予想０億円、前の期１．６１億円の赤字）。連結純損益は０億円の見込み（前回予想０．２億円の赤字、前の期７．１２億円の赤字）。木材・住建事業部の保存木材部門の販売が想定以上に好調。経費削減もあり上方修正。

兼松日産の株価は１４時１６分現在１７１円（△１０円）。
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