昨日、「原油相場? 注目市場の動向」として、原油を中心にエネルギーに強い株式市場の年初来パフォーマンスが高いことを指摘しました。
この図が示すように、ロシア、インドネシアの株価上昇率が際立っています。重要なポイントは、グローバルマネーがエネルギーに吸い寄せられている事が背景にあると見られることです。
その観点から注目したいのは総合商社。日銀の国際商品指数と三井物産の株価の連動性が著しく高いことに注目しています。
日銀国際商品指数での原油のウエイトは66%を占めています。
指数との連動性は、総合商社株全般について見られるのですが、特に資源・エネルギー関連の占める比重が高い三菱商事や三井物産が顕著なようです。
もちろん、国際石油開発帝石や石油資源開発が高い連動性を示していることは言うまでもありません。
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