<11/6期は業績の回復が予想される>
特定サービス産業動態統計確報(経済産業省)によると情報サービス業の2月の売上高は前年同月比96.7%になった。09年6月以降、マイナスが続いており、他産業に比べて回復が遅れているが夏頃には好転してこよう。同社の受注環境も11/6期は改善してくるとみている。しかし、11/6期TIW予想PERなどの指標面から株価の割安感は乏しい。
<10/6期会社計画は2度目の下方修正が発表された>
10/6期3Q累計(7-3月)売上高は前年同期比3.9%減の147億円、営業利益は同12.2%増の10億円となった。売上高の減少は会計などプロダクト事業の売上高が10億円減少したことが主な要因。営業利益は原価、経費の削減で1億円増加した。10/6期会社計画は中間決算時計画から売上高で4.8億円、営業利益で9.6億円引下げられた。10/6期年間配当金予想も90円に引き下げられた。中間期までの状況から、下方修正は予想されていたことで、サプライズは少ない。(岡 敬)
---------------------------------------------------
コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
---------------------------------------------------