TAROSSAさんのブログ

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販売回復、収益体質改善でトヨタグループ9社中7社最終増益予想

トヨタ自動車グループ主要9社が発表した2011年3月期の連結業績予想によると、トヨタ車体と愛知製鋼を除く7社が最終増益になる見通しだそうです。
自動車生産の回復に加え、前期までに実施した固定費削減や原価低減の効果で収益力が向上し、研究開発費や原材料費の増加を吸収するようです。

デンソーの2011年3月期は純利益が980億円と前期比33%増える見通しで、日本では新車購入補助金制度が9月末に打ち切られるが、生産台数は増加傾向を見込むようです。
環境対応車や新興国への商品開発に向けて研究開発費は6%増を計画するそうです。

アイシン精機も新興国、エコカーなど研究開発で取り組むべき課題は多いとして研究開発費を増やすそうです。
前期までの固定費削減が寄与し、純利益は前期の3倍の500億円となる見通しだそうです。

豊田自動織機はフォークリフトなど産業車両の回復で、最終損益が270億円の黒字(前期は262億円の赤字)になりそうとのことです。

豊田合成はパソコン向け発光ダイオード(LED)が好調のようです。

豊田通商は金属や生活産業などの伸びが利益を押し上げる見込みのようです。

一方で、トヨタ車体は最終減益を予想。トヨタ自動車の「プリウス」や、中近東向けのSUVの生産が伸びるが、利益率の高いミニバンの国内販売減を補いきれないようです。

愛知製鋼は鉄スクラップなど原材料価格の上昇が響くようです。

ちなみに2010年3月期連結決算は、豊田自動織機と関東自動車工業を除く7社が最終黒字となった。

自動車も回復基調がはっきりしてきたようですね。
ただ、国のエコカー施策が終了する時は反動が怖いですね。
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