26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発した。大引けは前週末251円 33銭(2.30%)高の1万1165円79銭と高値引けだった。上げ幅は2月22日(276円89銭)以来で今年3番目の大きさとなった。前週末、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)がギリシャに対して迅速な資金支援を表明したため、同国に対する財政懸念が後退した。外国為替市場でユーロを買い戻す動きにつながり、円が一時1ユーロ=126円台に下落したことを投資家が好感。米住宅指標の改善を背景に対ドルでも円安傾向が強まり、ハイテクや自動車など輸出関連を中心に幅広い銘柄に買いが入った。東証株価指数(TOPIX)は続伸した。