ギリシャの金融不安により、対ユーロでの円高を嫌気。

UMC取締役 岡部さん
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金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、3月の中古住宅販売戸数が市場予想を上回ったことなどから上昇したが、ギリシャの金融不安から外国為替市場で円相場が対ユーロで円高基調に推移したことから売りが先行して寄り付いた。その後、ハイテク銘柄を中心に売られたが下値では企業業績に対する期待感から押し目買いが入り、日経平均は一時プラスに転じる場面も見られた。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が軟調に推移していることから小幅安での値動きとなった。その後は、G20財務相・中央銀行総裁会議が開かれるため、ギリシャ問題や金融規制強化などの動向を見極めたいと様子見ムードが拡大した。
業種別TOPIXでは、保険、不動産、小売が上昇した一方、海運、空運、医薬品が下落した。個別では、クックパッド、ヤフー、いすゞ自動車が高い。半面、GCAサヴィアングループ、新生銀行、ジェイテクトが下げた。

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