★株式市場は上昇トレンドが鮮明で、調整局面はあっても、そこがまた買い場となる腰の強い波動となっている。とはいえ、4月中旬現在、相場全般は高値警戒感から下値に対するリスクも当然意識されている。
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20100420/inv1004201610001-n2.htm
★J:COM「投票」 今週の赤と黒
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/123157
★“逆日歩カレンダー” 大型連休接近で注目 週明け26日は「6日分」
大型連休接近とともに、「逆日歩」が注目を集めやすいタイミングに入ってきた。逆日歩の正式名称は「品貸料」。売り残が買い残を上回る株不足状態の銘柄に対し、株券を貸し付ける対価として、信用の買い方などが売り方から受け取るもので、連休分にも発生するためだ。 通常のカレンダー通りでも、火曜日に約定した分の逆日歩は3日間付く。「火曜日に借りて水曜日に返す」と、実際は1日の貸借であっても、受け渡し日ベースで見ると、「金曜日に借りて月曜日に返す」ことと同じになるためだ。さて、それでは、今年のゴールデンウイーク分の“逆日歩カレンダー”はどうなっているのか。日証金関係者に聞くと、「今週末23日に約定すると『昭和の日』を含めた2日分、来週週明け26日約定分は、5連休を含めた6日分付く」のだそうだ。逆日歩の額は、日証金の株券調達先である生損保や証券自己による入札で決まるが、上限額(最高料率)は価格帯別に細かく定められている(日証金はサイト上に「早見表」掲載)。100株単位や1000株単位の銘柄なら、500円以下が「1株当たり1円50銭」、1000円以下が「同2円」、1500円以下が「同3円」、といった具合。前述の通り、26日に約定すると6日分となるため、大幅な株不足(貸株超過)銘柄の場合、上限の6倍の逆日歩を得られる(売り方は支払わされる)ことにもなるわけだ。特に、「対象となる銘柄に規制がかかっていた場合、上限が2倍に広がり、また、それが4、10月期決算銘柄なら、さらに2倍として、通常基準の24倍の逆日歩が付く可能性がある」(日証金関係者)わけだ。なお、「極めて異常な貸株超過状態」の銘柄に適用される“上限10倍規制”銘柄を26日に約定すれば、「夢の逆日歩60倍」(売り方にとっては悪夢)というケースも生じ得る。かつて2001年暮、終値62円の福島銀行(8562)に、年末年始を含めた7日分で「1株28円」(信用規制銘柄)の逆日歩が付いたケースがあり、今でも語り草となっている。翌日、買い戻し殺到に、一転ストップ高となったことは言うまでもない。もちろん、これは少々極端な例としても、信用好需給銘柄については、今の時期、買い方が優位となりやすいタイミングとも言えるのかもしれない。ちなみに、表は、20日の入札(19日約定分)で、新規に逆日歩の付いた銘柄群だ(16日約定分は逆日歩ゼロ)。大林組(1802)、東レ(3402)といった主力クラスに新たに逆日歩が付き、JR東日本(9020)も2日ぶり復活。信用需給好転を示す1つの表れとみることも可能だろう。ただし、「昨年も、大型連休前には一部で注目を集めたが、実際に逆日歩高額化で急伸するような例はほとんど見られなかった」(岡地証券・森裕恭投資情報室長)との冷静な声も聞かれる。逆日歩狙いの信用買いが増えれば、結果的に信用需給が緩和して、逆日歩が付きづらくなるといった面もある。あまり過大視せず、あくまでも「1つの切り口」としてみておくべきだろうが、23日、そして26日の日証金残の動向は要チェックといえそうだ。
4月20日入札分の主な
「新規逆日歩発生銘柄」
東急建設 1720
50銭
大林組 1802
5銭
松井建設 1810
5銭
NIPPO 1881
5銭
パナホーム 1924
5銭
日比谷総合設備 1982
5銭
ジェイコムHD 2462
5円
アリアケジャパン 2815
5銭
Jフロントリテ 3086
5銭
東レ 3402
5銭
東京応化工業 4186
5銭
サイバネット 4312
5円
北興化学工業 4992
5銭
ニッタ 5186
5銭
黒崎播磨 5352
5銭
モリ工業 5464
5銭
三和HD 5929
5銭
オークマ 6103
5銭
タダノ 6395
5銭
日本ピラー工業 6490
5銭
京三製作所 6742
5銭
横河電機 6841
5銭
パナソニック電工 6991
5銭
エクセディ 7278
10銭
マクニカ 7631
5銭
スター精密 7718
5銭
日本電産コパル 7756
5銭
日本紙パルプ 8032
5銭
H2Oリテイリング 8242
5銭
西日本シティ銀 8327
5銭
四国銀行 8387
5銭
日神不動産 8881
5銭
西日本鉄道 9031
5銭
JR東海 9022
15銭
西部ガス 9536
5銭
葵プロモーション 9607
5銭
★次世代iPhone置き忘れ?
http://jp.wsj.com/IT/node_53314
★IMF、金融危機が「新たな段階」に入ったと警告
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/node_53191
★市場の噂
☆昨年6月に市場開設するも閑古鳥が鳴き続ける新市場「AIM」。あと1カ月余で開設1年となるが、「さすがにこのままでは不味い」との声が強まってきているようで、「もう少し待って出ないようなら“隠し玉”をいよいよ出してくるのでは」との見方も。隠し玉とは――西武鉄道。同社は長年にわたり、有価証券報告書に大株主の持株比率を過少に記載、不適当な情報開示を理由に2004年12月に東証上場廃止となった。上場第1号はその市場イメージを象徴する存在として扱われやすい。西武鉄道の場合は上場廃止理由が理由だけに上場先送りにされていたようだが…。 カジノ法とともにパチンコ関連法が整備されればパチンコホールもAIM上場の道が大きく開けるとも。
☆19日に前3月期業績の大増額修正を発表して急伸した三機工業(1961)の評価が分かれていることに市場筋の一部は注目。野村は収益力の強化を背景に、レーティングを「2」から「1」に、目標株価も810円に引き上げた。一方、メリルリンチ日本は受注残の減少を背景に、今2011年3月期は減益と予想し、投資判断は「アンダーパフォーム」、フェアバリューは645円から77円のレンジと評価は2分。さて、どちらの見方が当たるか。
☆超大型株ながら「出遅れ循環物色の中でも相場の圏外に置かれてきたのが川重(7012)や三菱重工(7011)の造船・重機株。そろそろ証券会社の調査筋の動きもあわただしくなるころ?
☆流動性に難があるものの、株価200円台半ばで年間配当8円、業績も堅調なニッチツ(7021・2部)に関心を寄せる声あり。
★ゴールドマン事件から投資家が考えるべきこと
http://diamond.jp/articles/-/7953
★【経済ウラ情報】日・EU協議は「顔合わせ」の儀式に
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-column/news/20100421/ecc1004211700001-n2.htm
★国交省 八ツ場ダムで耐震偽装疑惑
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/123214
★明日の展望
NYダウは25ドル安、日経平均は189円高引け。コレデぃぃスイスはラージ3868枚お買い上げ。今日は8営業日ぶりに「陽線」を形成。「陰線」からは解放されたが、目先は直近のSQ値11146円を捉えられるかが課題とのコメント。 明日も好業績がワンサカで困ってしまいます。まずストップ候補のアイロム(2372)プライムワークス(3627)。ボロで飛びやすいダイワボウ(3107)ジャックス(8584)大井電気(6822)。過小評価されていたリオン(6823)小松ウオール(7949)東映アニメ(4816)RKB毎日放送(9407)。上昇中のKOA(6999)大豊工業(6470)トーエネック(1946)ユタカ技研(7229)ディスコ(6146)総合メディカル(4775)ユビキタスエナジ(3150)。このまま高値圏で留まれるかの新光電気(6967)日東エフシー(4033)鬼怒川ゴム(5196)富士古河E&C(1775)サカタインクス(4633)日清医療(4315)と、またまた好業績と好材料を羅列しただけに。問題は何処で買い何処で売るかのみ。 因みに大井電気(6822)を開示情報にてストップ前に180円台で購入出来ました。