火曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、米金融大手シティグループが市場予想を上回る決算を発表したことが好感され上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後も、外国為替市場で円相場が円高一服したことから輸出関連銘柄に買いが入り日経平均の上げ幅は一時90円を超える場面も見られた。しかし、上値では米金融大手ゴールドマン・サックス訴追問題への警戒感から、積極的に買い進む動きが控えられた。
後場に入ると、中国の不動産投資への規制強化から上海市場などが軟調に推移したことが投資家心理を冷え込ませ、日経平均は大引けにかけて上げ幅を縮小しマイナスに転じた。
業種別TOPIXでは、空運、陸運、パルプ・紙が上昇した一方、その他金融、卸売、不動産が下落した。個別では、住友大阪セメント、大日本印刷、いすゞ自動車が高い。半面、アセット・マネジャーズHD、GCAサヴィアングループ、ガンホーオンラインエンターテイメントが下げた。
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