金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、4月のフィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を上回り4ヶ月ぶりの高水準となったことが好感され上昇したが、短期的な過熱感から売りが先行して寄り付いた。その後、外国為替市場で円相場が円高基調に振れたことから輸出関連銘柄を中心に売りが拡大し、日経平均は前引けにかけて下げ幅を拡大した。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が軟調に推移していることから日経平均の下げ幅は一時190円近くに達する場面も見られ、安値圏でもみ合う展開となり東証一部の値下がり銘柄は75%を超えた。
業種別TOPIXでは、その他金融、不動産、電気・ガスが上昇した。一方、鉄鋼、ゴム製品、ガラス・土石が下落した。個別では、GCAサヴィアングループ、ケネディクス、日野自動車が高い。半面、ガンホーオンラインエンターテイメント、日東紡、J.フロント リテイリングが下げた。
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