15日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。大引けは前日比68円89銭(0.61%)高の1万1273円79銭だった。14日の米株高をきっかけに景気の先行きに明るい見方が広がり、海運株や鉄鋼株、銀行株など幅広く買われた。日経平均は上げ幅を100円あまりに広げ、5日の年初来高値(1万 1339円30銭)に迫る場面があったが、上値で利益確定の売りが多く、後場は伸び悩んだ。「相場過熱への警戒感が残り、積極的に買い進みづらい」との声もあった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、5日以来8営業日ぶりに年初来高値を更新した。