NHK新潟県のニュース 新潟放送局
新発田市振興公社職員が着服で処分
新発田市のまちづくり振興公社の男性職員が市内にある温泉施設の利用料金などおよそ２６０万円を着服していたとして公社では、この職員を１２日付けで懲戒解雇処分にしました。
懲戒解雇処分を受けたのは「新発田市まちづくり振興公社」で主事を務めていた３０代の男性職員です。
新発田市まちづくり振興公社によりますと、この男性職員は市内にある温泉施設の施設長をつとめていた平成１８年３月から去年３月までの間、温泉施設の利用料金やコンサートのチケットの売り上げ代金などを着服していたことが内部調査でわかりました。
公社によりますとこの職員が着服していた金額はわかっているだけで２６４万円余りにのぼり、大半は弁済されていないということです。
職員は着服した金はパチンコなどの遊興費や借金の返済にあてたと話しているということです。
新発田市まちづくり振興公社の大滝浩行理事長は「市民の皆様に多大な迷惑をかけ、まことに申し訳ございませんでした。警察に被害届けを提出するとともに再発防止を徹底したい」と述べました。
04月13日 19時48分
