オジサン28号さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ5件目 / 全16件次へ »
ブログ

権左衛門様、ついに、今年も

7339edc0a  

桜が満開になりました。
昨年より、4~5日遅れです。
夜が冷えた日が多かったからかも知れません。

団地の桜も、団地の中を走っている産業道路の桜並木も、満開です。
近くにCanonの工場があって会社所有の公園を開放していますが、
ここのライトアップされた桜も美しいです。

桜の美しさは、なぜか物悲しさをも感じさせます。
花と散る、などという言葉もあったりして、もののあはれを感じさせるのでしょうか。

以上、桜情報の報告でした。
2件のコメントがあります
  • イメージ
    権左衛門さん
    2010/4/10 12:43
    オジサン28号さん

    今日は。。。

    桜と言えば,この歌ですね。。。

    =願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃=
    西行の60歳の頃の歌だそうですが。。。
    http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/862143a742141499bad436be26bbe16b

    何故か、日本では、【桜の咲く時期】になると
    =外国人=からみたならば、理解しがたい行動をとる人が多いようで。。。

    昔は、【平安時代】は、桜よりも梅の方が人気があったようですが。。。
    http://blogs.yahoo.co.jp/adargio365/50400929.html

    時代が以降して、
    【武士】が台頭してくるにつれて
    【桜】が人気が出てきたような気もします。。。

    まあ、よく【墓場】等には、=桜は、霊木であり、浄化作用がある=
    とか言って、【怖いほど】桜が植えられているところがありますが。。。

    不思議な物で、あまり、【神】という物を信じず
    特に現在のように=来世=と言う物を考えたり
    信じたりするよりも
    【現実】をいかに生きるか。。。と言う事に汲々としている。。。
    【日本】において

    海外から見たならば=異様=とも思われる
    【無信仰】が当たり前の社会でいながら

    【死】と言う物に対して
    【武士道】をもって=美化=し
    その【生きざま】を桜に例える事で

    【来世】を【神を信じ・恐れる】事で
    得られる=精神的安定=の効果で
    【死の恐怖】から、免れている。。。
    海外の多くの人たちに代わって

    日本人にとって一つの心のよりどころとなる。。。のかもしれません

    別の言い方をすれば、
    ある種【桜】が一つの【神】のようなものなのかもしれません。。。


    だから、人の力ではどうしょうもない【生き物としての宿命】とでもいう物を感じ
    =桜の美しさは、なぜか物悲しさをも感じさせます。=
    という感覚に陥るのかもしれません。。。

    全ての物は、=移り変わっていく、何一つ同じものなどない。。。=
    という現実に対して
    やがて【神のもとへ帰っていくだけ】
    この世は=仮の世である。。。=的な感覚が無いだけに

    それ変わるものとして
    【一瞬一瞬がすべてあり、散る時は、潔く桜のように散りたい。。。】と願うのは、ある種壮絶な感じもしたりして。。。

    色んな処を旅しましたが
    【神】と言う物を
    【想像】して、本来の=来世=と言う処へ帰るのだけという事で
    【生き方】を制御していくよりも

    何か=日本的な生き方=の方が
    私は、より、生き生きとしているような気がします。。。

    漸く、【指先】が予てから思い描いていた構図にひっ掛ったような
    気がしています。。。

    もう、【逃げ回る】のに、少し飽きてきましたので
    そろそろ=動き出そう。。。=と思っています。。。
  • イメージ
    オジサン28号さん
    2010/4/10 15:00
    権左衛門 様

    含蓄のあるお言葉、ありがとうございます。

    近所に、「畑ですよ、宅地じゃありませんよ。」という言い訳をするためだけに、梅が植えられ、いまでは、今では期せずして小規模な梅園となっているところがあります。
    梅は、確かに桜に比べて色も濃く、香りもはっきりしているような気がします。

    中国では、王安石の漢詩にもありますように、梅の方が市民権があるようです。
    知人に、娘に、「雪梅」と名をつけた玲さんという方がおられる程です。

    西村一朗さんの地域居住談義、教えていただきありがとうございました。有益になりました。

    鴨長明「方丈記」にも、行く川の流れは絶えずして・・・・、とあります。
    【人の力では、如何ともしがたい宿命のような(運命と言ってもいいような)ものの存在】これが、桜に、物悲しさを感じさせる源になっているのでは・・・
    とのご指摘、全く同感です。(我が意を得たり、とはこのことです。)

    日本人は、農耕民族だったので、様々な【自然】に神様を見出し、それを信仰していたのだと思います。今は亡き、祖父母などにその典型を見たような気がしています。

    この地方では、まだまだお墓が田畑の一角に存在しているところが、多々見受けられます。このような風景を見るに付け、田畑という土に生き、土に返って行ったのだなあ・・・という感慨にとらわれます。

    いろいろ、考えさせられる、味わいの深いお返事を頂きありがとうございました。

    気温が、夜昼で寒暖の差があります。お風邪など召しませんようご注意ください。

                                                敬具
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。