8日の日経平均は11168.20(-124.63) 雲、基準線、転換線11154のすぐ上にまでおちてきた。ボリンジャーはプラスσ11170の近辺、MACDはシグナルをきりそうになっており、RCIは下降。転換線でとまっており、これを維持出来ればいいが、これをきってくると、MACD、RCIのリズムからみると、さらに下をさぐってくる可能性もすてきれない。週足ボリンジャープラスσ11010をきってくると、日足基準線10771、週足転換線10637までの調整もありうるかもしれない。為替の感応度が高いように思われるので、ドル円次第ということだろうか。
ダウは10927.07(+29.55)雲、基準線、転換線10902を維持している。ボリンジャーもプラスσ10904をかろうじて維持しているが、MACDはシグナルをきり、RCIも下降しており、上昇の勢いが弱まりつつある。
ドル円は93.38雲、基準線、転換線93.38のちょうど上、ボリンジャーはプラスσ93.18のすぐ上であるがMACDは頭を丸め、RCIは下降。こちらもドル上昇の勢いは弱まりつつある。まだドルが下げどまったとはいえないので、警戒が必要だ。
ギリシア危機への懸念がやや後退したことで、ドルが下落。ダウの上昇の勢いもにぶりつつあり、急上昇は一服する可能性が高くなってきた。中期の勢いはまだ強いので、為替があまり動かなければ、東京の調整は大きくはならないと思われるが、為替の方も、ドルの上昇はとまりつつあり、どれくらいふれもどすか、警戒が必要だろう。