頭重くなりつつある

6日の日経平均は11292.83(+10.51)と小動き。雲、基準線、転換線11148の上、ボリンジャーはプラスσ11150の上でいぜん上昇局面であるが、MACDは頭を丸めつつあり、RCIも天井をうってきていて、頭が重くなりつつある。日足転換線前後あたりがまずはめどだが、週足転換線10637までの調整であれば、中期トレンドは維持できるであろう。

ダウは10897.52(-72.47)とついに下落。雲、基準線10657の上にあるが、転換線10902は割り込んできた。ボリンジャーはプラスσ10894の近辺にあり、MACDはシグナルをきりつつあり、RCIは天井から下げてきている。ただ週足雲、週足基準線、週足転換線10446の上にあり、週足ボリンジャーはプラスσ10811の上、週足MACDはプラス、週足RCIは上昇しているので、週足転換線10446あたりが維持出来ればまだ上昇局面は保てるだろう。

ドルは93.36雲、基準線91.39の上だが、転換線93.38あたりまで下げてきた。ボリンジャーはなんとかプラスσ93.06の上を維持しているものの、MACDは上昇しているが、RCIは天井から下降してきつつある。週足基準線、週足転換線91.39の上だが、週足雲93.63をぬけずに反転下降しはじめているところ、週足遅行線も日々線と衝突している。週足ボリンジャーはプラスσ92.54の上だが、プラス2σは切ってきた。週足MACDはゼロラインから頭を出しており、週足RCIは上昇。週足転換線91.39あたりを維持出来れば、中期的なドル高基調は維持できるが、週足雲の上限を突破出来なかったことで、長いドル安トレンドを転換するのがなかなか難しいことを示している。月足基準線も97あたりを走っており、ドル安基調にあることは注意が必要だ。さしあたり、当面どのあたりで下値を固めてゆけるか、注視したい。

ダウもさすがに買い疲れがでてきているようだが、まだ日米の株のチャート自体は、崩れてはいない。しかしドル円の方は、まだドル高方向を維持しているが、雲の上限でがっしりと抑えられているので、これ以上のドル高には抵抗が強いようで、激しいドル高への動きはかなり弱まりそうだ。もしドルが弱含むようであれば、ドル高円安をはやしてきた日本の株式市場も頭が重くなるだろう。
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