短期的な過熱感から利益確定の売り。

UMC取締役 岡部さん
UMC取締役 岡部さん
火曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、3月の非農業部門の就業者数が前月比大幅増となったことや、3月のISM非製造業景況指数が市場予想を大幅に上回ったことが好感され上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。買い一巡後は、短期的な過熱感や外国為替市場で円相場が円安一服したことから利益確定の売りが入り、日経平均はマイナスに転じた。
後場に入ると、これといった材料に乏しいことから利益確定の売りが拡大し、日経平均の下げ幅は一時100円を超える場面も見られたが、下値では押し目買いが入り安値圏でもみ合う展開となった。
業種別TOPIXでは、陸運、保険、医薬品が上昇した。一方、海運、非鉄金属、鉄鋼が下落した。個別では、クックパッド、日本海洋掘削、西日本旅客鉄道が高い。半面、クラリオン、いすゞ自動車、第一生命保険が下げた。
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