火曜日の東京市場は、前日の米国株式市場が、EU首脳会議でギリシャ支援策について合意したことから、世界的な景気回復期待が拡大したことが好感され上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後、朝方に発表された2月の鉱工業生産指数速報が市場予想を下回ったが相場への影響は限定的で、日経平均は上げ幅を拡大した。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が堅調に推移していることから、日経平均の上げ幅は一時120円を超える場面も見られた。
業種別TOPIXでは、パルプ・紙、その他金融、鉄鋼が上昇した。一方、医薬品が下落した。個別では、ＡＣＣＥＳＳ、日本軽金属、日本曹達が高い。半面、大林組、塩野義製薬、第一三共が下げた。
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