私が中学生、高校生のころ「不幸の手紙」というのが流行っていた。この手紙と同じ内容の手紙を10通出さないと不幸になる、というのだった。
その亜流で「幸福の手紙」なるものがあって最後の部分が10通出さないと幸福になれない(不幸になるということ)だったかな。結局同じじゃん・・
政府がGDP(国内総生産)に代わる指標として「幸福度」
を開発しその向上を目指すそうだ。
しかし、政府がそんなこと調べて何の役に立つのかなぁ?経済成長率なら具体的な数値が元になるから形骸化している感もあるけれど、まだ納得できる。
「幸福度」は一体何をもとにして数値をはじき出すのだろうか?年収1億円の人でも自分が不幸だと思えば不幸だし、年収10万円の人でも自分は幸せだと思えば幸福だろう。
太平洋戦争中のガダルカナル島で米軍やマラリア、飢餓、無能な大本営などと戦っていた日本兵からすれば、生きているだけでこの上ない幸せだったことだろう。
民主党は自民党との違いを出せば国民からの支持を得られるとの錯覚に陥っているのかもしれない。しかし普天間基地問題に見られるように全体的に迷走している感がある。
民主党の「幸福度」はとりあえず参院選でわかるだろう。