映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ドル高に動く

3月24日の日経平均は10815.03(+40.88)雲、基準線、転換線10734の上、ボリンジャープラスシグマ10727の上にあり上昇局面であるが、バンドは微妙に狭まりつつあり、MACDは頭を丸め、RCIは下降をはじめており、目先一服してもおかしくないところにきている。しかし週足は雲、基準線、転換線10304の上で、遅行線が雲の上限を抜けそうになってきており、ボリンジャーはプラスシグマ10804の上にでてきており、MACDはプラス圏、 RCIは上昇しており、中期的には上昇局面にはいりそうなところにきている。

ダウは10836.15(-52.68)雲、基準線、転換線10700の上、ボリンジャーはプラス2シグマ10869の近辺にあり、バンドはまた広がりそうになっており、MACDは上昇、RCIは天井にはりついている。目先一服してもおかしくないが、上昇の勢いはなお強い印象だ。

ドル円は92.26と、基準線90.11、転換線90.37 雲90.64を一気に上抜けてきた。ボリンジャーはプラス2シグマ91.75も突破。週足も基準線、転換線90.11の上だが、雲の下限94.88の下ボリンジャーはプラスシグマ91.76を突破、プラス2シグマ92.87に接近している。この水準が続き、ドル高方向が続くようならば、長期的なドル下降トレンドを上にぬけることもありうるが、ポルトガルの国債格下げというインパクトによる一時的なものかもしれない。
(アメリカの10年もの国債が、三角保合からはっきりと上にぬけてくるかどうか、が注目だろう)

ダウはポルトガルの国債の格付け引き下げをきっかけに下げた。アメリカは耐久財受注は上昇しているものの、新築住宅の販売が予想を下回り、雇用や消費はなかなか暖まってこないようだ。しかしダウ自体はまだ上昇の勢いを保っており、ソブリンリスクの拡大も、ドル円ではドル高に動く様相である。アメリカはジョブレスリカバリー局面をなかなか抜け出れないようだが、製造業の景況自体は明確に上昇しており、ギリシャ救済をめぐる動きや人民元をめぐる動きが為替に与える影響にはなお懸念が残るが、しばらくは腰が強い展開を期待できそうだ。
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