ダウまだ上昇

[映画ずきのしんちゃんさん]

週末の日経平均は10824.72（+80.69）は雲、基準線、転換線10709の上を維持しているが、転換線が頭を丸めており、ボリンジャーはプラスシグマ10672を維持しているがややバンドが狭まりつつあり、MACDは頭を丸め、　RCIは天井にあり、まだ上昇局面であるが、やや上昇疲れがみえてきているようだ。

ダウは10785.89（+43.91）は雲、基準線、転換線10663の上、ボリンジャーはプラスシグマ10644の上、MACDはまだ上昇、RCIは天井。一服するかと思われたがまだ上昇がつづいている。

ドル円は90.10で、雲90.64、転換線90.31、基準線90.11の下でボリンジャーTP90.13のすぐ下、MACDはゼロライン近辺で　RCIは下降中。方向感ははっきりしないがやや円高含み。

ギリシャについては、EUの支援策がまとまらず、まだごたごたしているが、医療改革法案の成立がかえって不透明感を払拭したようだ。企業業績が予想以上に改善しているといわれており、ダウはなお腰が強い。東京にとって問題は、やはり為替の動きだろう。ギリシャ問題の先行きが明確にならないことから、ユーロの下落トレンドが続いており、もしEUが解決できないような場合には、ドル円にどのように影響するか、が懸念される。人民元をめぐる動きも目が離せない。輸出だのみの国の宿命であるが、世界の各地のリスクを敏感に反映し、なかなかすっきりとしない。