■春の彼岸 雪深き里に伝わる「雪の墓」
みなさんは「雪の墓」という風習をご存知でしょうか?
春の彼岸を迎え、先祖を敬う豪雪地の儀式です。
県内でも名だたる豪雪地・津南。そして雪道を歩く人々。
丘のようなところに上がるとスコップを片手に雪を掘ったり、固めたり…
周りにも同じような「かまくら」が―そう、これは雪の墓なのです。
津南町の辰ノ口集落では、毎年3メートル以上もの雪が積もり、
本物のお墓はすっぽりと埋もれてしまうのです。
そのため、春の彼岸の際にはお墓の上に
こうして小さなかまくらを作り、
先祖に手を合わせる風習が今も続いているのです。
19日は晴天に恵まれたため、
墓地の一番上にある大きなお地蔵様が雪の中から掘り出されました。
映画「おくりびと」にも通じる先祖を敬う風景。
雪のお墓が完全に溶ける頃、津南町にも待望の春がやってきます。
(19日 20:20)<BSN>
そんな お墓参りの 様子は こちらで ご覧になれます
http://www.ohbsntv.com/news/1.html
( 今日、 22日 月曜日 午後6時までなら ご覧になれます )
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