ポイント
日経平均株価は堅調ながら小動きに終始。
3連休前の手仕舞いをこなした底堅さが強気の市場心理を示す。
市場心理が強気なのは、米国市場の強さが背景では?
今日の米国株式市場は、重要な指標の発表がなく、小動きか?
今日のマーケットを振り返る
41円高で寄り付いた日経平均株価は、50円強の狭い値幅の中を堅調気味に上下して、80.69円、0.75%高で大引けとなりました。
ギリシャ問題依然不透明さが残り、しかも3連休前ということで手仕舞いの動きが見られる中で、下値の底堅さが印象的でした。
ただし、この底堅さの背景にある強気の市場心理が、果たして日本市場に対する強気であるのか、米国市場に対する強気であるのかが気になります。
個人的には、米国市場に対する強気が基盤であると考えています。ダウ平均株価と日経平均株価の連動性が非常に高い局面にありますので、ダウが上昇を続ける以上は、日経平均株価も上昇を続ける可能性が高いというわけです。
そのダウ平均株価の動きですが、5ドル強の小幅下げでのスタートです。ナスダックも5ポイントの下落です。
今日の米国では、重要な指標の発表は予定されていませんので、このまま小動きの推移となりそうな様子です。
前日引け後に発表されたスマートフォンのメーカーであるパーム社の決算は期待外れでした。赤字幅がコンセンサスを上回っています。このため、前日は5.2%上昇していた株価は、今日の開け前の時間外取引では18.1%の大幅下落となっていました。ナスダックの下げ幅が多少大きいのはこの影響があるようです。
説明が前後しますが、アジア市場、欧州市場ともに上げが優勢です。気になる欧州ですが、オーストリアとオランダを除いて上昇です。注目のギリシャですが1.1%上げています。
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