土地の取引の目安となる価格＝地価が県内でも公示されました。
景気の低迷を反映して15年連続の下落となりましたが、
商業地では新潟市の古町地区の下落が深刻です。
県によりますと県内全体の平均地価は3.2パーセント下がり、
15年連続の下落となりました。
調査した460地点のうち３年ぶりに
上昇地点が一つもないという結果となりました。
用途別で見ると、住宅地は平均で2.7パーセント下落し、
２年連続で下落幅が拡大しました。
一方、商業地では新潟市の中心市街地の下落が深刻です。
古町通の調査地点では下落幅が前年の1.8パーセントから
8.4パーセントへと一気に広がりました。
大和の撤退などで中心市街地の空洞化が叫ばれる中、
古町地区が置かれている厳しい現実が
改めて浮き彫りとなった形です。
(18日 20:00)＜ＢＳＮ＞
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