木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、2月の米生産者価格指数が下落し物価の落ち着きが確認されたことが好感され上昇したが、短期的な過熱感から利益確定の売りが先行して寄り付いた。その後は、これといった材料に乏しく積極的な売買が控えられ前日終値付近で推移した。
後場に入ると、円がユーロに対して上昇したことが嫌気され輸出関連銘柄を中心に売りが拡大し、日経平均の下げ幅は一時110円を超える場面も見られた。
業種別TOPIXでは、鉱業、医薬品、パルプ・紙が上昇した。一方、不動産、精密機器、その他金融が下落した。個別では、GCAサヴィアングループ、東邦亜鉛、東洋炭素が高い。半面、ニコン、OKI、太陽誘電が下げた。
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