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【北朝鮮】北デノミ以後、餓死者数千人
通貨単位切り下げ(デノミ)以後、食糧難のために北朝鮮で数千人の餓死者が発
生したという主張が出てきた。
対北朝鮮人権団体「良い友ら」のイ・スンヨン事務局長は16日、「党中央経済
政策検閲部が1月初めから26日まで、住民実態調査をした結果、飢えて死んだと
いう報告が2000件以上、飢えて死ぬ直前だという報告が5660件以上だった」と話
した。
イ局長は平和財団主催の「貨幣交換措置以後の北朝鮮状況診断」フォーラムで、
「配給がなく、食糧難が深刻で、1月中旬から北朝鮮全域で餓死者が増え始めた」
と明らかにした。
続けて「2008年の春窮期時は、農民の餓死者が多く発生したが、今年は主に商
売に依存した都市労働者が犠牲になっている」として、「2月20日現在、北朝鮮
当局が追加把握をした結果、餓死者数は平安道順天、徳川、平城の順で多く、数
千人に達した」と付け加えた。
イ局長はまた、コメ値段と為替レートが外貨使用禁止などが、北朝鮮当局の主
要統制措置を基点として、激しい上昇の勢いを見せたと指摘した。
「良い友ら」が北朝鮮内部の消息筋を通して把握したことによれば、デノミ直
後キロ当り50ウォンだったコメ価格は、昨年12月28日人民保安省の外貨使用禁止
布告後、140ウォンまで急騰し、1月14日総合市場閉鎖方針が発表され、最高1100
ウォンまで沸き上がった。
イ局長は「1月31日、市場をまた許すという方針が出てきた以後、コメ価格は
450ウォン線まで落ちたが、食糧の絶対量不足のために商取引が萎縮して、また
800ウォンまで(3月3日)上がるなど、上昇の勢いが当分維持されるようだ」と話
した。
デノミ直後、1ドル当り40ウォンだった為替レートも外貨使用禁止布告以後、
170ウォン(1月4日)、総合市場閉鎖以後580ウォン(1月26日)までウォン安が進み、
続く北朝鮮の金の信用度墜落で、最近では1600ウォン(3月2日)まで安くなってい
るとイ局長は説明した。
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