「信頼」
それは、企業として永遠に守らなければならない事だと思います。
利益追求は企業という組織の特徴でもありますが、過度な利益追求で大事なヒト(顧客)に傷ついてはいけません。
人を幸せにするのが企業の天職でもあります。
投資家の中で、先月からずっと言い続けられた「トヨタ問題」がようやく沈静していきます。
だが、トヨタにとって、それは長い氷河期の始まりに過ぎません。
ブレーキの不具合で、長年培った顧客信頼関係がこの事で、崩れてしまいました。
トヨタの減産と販売台数の下落に伴い、下請けの中小企業も、厳しい局面に陥っています。
2000年以降、不祥事や製品の不具合で、倒産まで追い込まれた企業が数えきれませんでした。
かつての「made in japan」は、その輝きが消えていくのも現実です。
技術立国の日本と日本の企業にとってそれ以上に大変なことがありませんでした。
近年、企業が自社製品を売れるため、スポンサーやCMに過剰な宣伝費を費やして、その中で、宣伝費を捻出するため、生産原価を抑え、代替部品で使う企業が決して少なくありません。
その末、製品の不具合が発覚され、長年の会社イメージが一瞬のうちに、壊れたこともよく耳にします。
トヨタ、そして「made in japan」
その輝きを取り戻し、再び世界に認められるのは決して容易ではありません。
日々な努力の積み重ねこそ日本の未来です。
私は、トヨタが立ち直せると信じています。
私と私の会社も、顧客信頼を培い、守り続けることに努めます。